本は強い。
本を読む人とそうでない人では知識量に差がつく。
よりそう思ったのは放課後に教室で「みんなで早押しクイズ」というアプリで早押しクイズのオンライン対戦をした時である。
一般常識や雑学を問われるこのクイズで一般的な知識がない人があまりにも多いということを痛感した。
自分のしょぼい知識だけでも無双できるのだからよっぽどである。
昔から本だけは与えてもらっていたので今になっても読む機会こそ少し減ったが本を読むことは全く苦ではない。
若者に関していえば
本離れという現状は理解している。
むしろ、離れられても仕方がないと思う。
スマホがここまで普及すると、通勤通学時に電車の中で暇をつぶすのに本を読む人の数も減っているに違いない。
アプリゲーム、SNSの方が若者にとっては楽しいもの。
そんな中でも私は新書を超えるような優れていて判断しやすい情報収集法はないように感じている。
代替のツールがあれば本離れはわかるがそれがないにも関わらず
ただ読まないのはなぜなのか。
本当に理解ができない。
私の学年なんかもう18歳になった人が半数以上ですから選挙権も取得しているにも関わらず、そんな中途半端な知識でよく一票を投じれるなと思います。
もちろん、自己投資せずともテレビがあればそこから情報を得られるし、スマホやPCからでも有益な情報はたくさん手に入る。
でもやっぱり大量の情報の中から真に価値のある情報を見つけ出し、それが正しいのかどうか判断できるほどの目は普通の高校生にはむずかしい。
そうなるとやはり、お金を払って信頼のある著者の本を読むことが一番いいように感じる。
読書は読み始めるまでのハードルが非常に高い。
しかし、いざ読み始めてしまえばたちまちその魅力に圧倒されるだろう。
新書とかお固い系は苦手という人は小説からでもいい。
読む習慣、癖付けは必要。
一杯のフラペチーノより一冊の本を合言葉に若者の本離れを解消したいものだ。