受験。
昨日、授業が終わって受験前日の教室へ行った。
自分たちが使っていた面影もなく綺麗で、思わず教卓に座って写真を撮った。
いろんな思い出が詰まった教室が、こうも綺麗に自分たちの痕跡を消し去ってしまうと無性に悲しかった。
今日ここで、試験を受けた生徒の中にはもちろん、併願で公立高校を志望している人もいるだろうが、臆することはないと思う。
「受験は人生の分かれ目だ!いい学校に行けばいい人生が待ってる」とか言う人もいるけど、そんなやつは大体面白くない。
人生ってどう転んでもなんとなく上手くいくらしい。
私は受験に失敗した。
小学生の頃から提出物みたいな興味のないことはほったらかしてソフトボールばっかりして、中学に上がっても最低限の勉強だけしかしないから、点数はいいけど、やっぱり提出物は出さないから内申点が低かった。
私立に入るのは内申なんか関係ない実力主義だったからパスできたけど、公立はまあ無理。
当時は「真面目にやっとけば。」とかつまらない後悔ばっかりしてたけど、あの時間が無駄
昨日遊びに行った子は大学受験を終えたばかりだったんだけど、不意に「受験戦争で予備校に煽られて必死やったけど、落ち着いて考えたらどこに行くかじゃなくて入って何をするかやな」とのこと。
エスカレーター厨が言うのと必死に食らいついた彼が言うのでは重さが違う。
高校も大学もそうで、環境のせいにする人はどこに属しても何もできないような気がする。
学歴でしか人を見れないような奴はまだ社会にいるけど、それが無くなったらさ、もっと働きやすくて、好きなことができるような、そんな世界になるんじゃないかなと思います。
じゃあ今日はここまで。また明日。